こんにちは。トラクルスタッフです!
先日、お客様に遺品整理のご依頼をいただいたのですが、遺品整理は故人との思い出がある物が多く、どうしても自分たちで整理ができなかったから依頼させて貰ったと仰っていました。
お客様の多くが、遺産相続の対象になる物や捨てていい物が分からず、なかなか進まない方が多いようです。遺品整理をよく分からないまま進めてしまい、トラブルになってしまったという方からもご依頼を受けることがあります。
そこで、今回は遺品整理についての基礎知識とトラブルにならないように遺品を整理する方法、買取や譲渡が可能な遺品など、遺品の適切な整理方法についてご紹介いたします。
この記事は以下のことについてご紹介しております。
- 遺品整理とは
- 遺品整理でトラブルを避けるには
- 遺品整理の時期はいつがいい?
- 遺品整理を自分で行う場合の進め方
- 遺品整理業者の選び方
【記事の目次】
遺品整理とは
トラクルでは「遺品整理」とは、ただ単に「亡くなった方の物を片付け・処分すること」ではなく、「故人との思い出を振り返りながら、送り出してあげるための1つの大切な準備」だと考えております。
しかし、故人との思い出が詰まった遺品を整理することは、残された遺族の方々には大変心苦しい作業でもあります。
故人を惜しむ気持ちを胸に、丁寧に遺品整理を行うことで、故人も心残りなく、安らかに眠ることができると考えております。
トラクルでは、大切な遺品整理を遺族の代わりにお手伝いさせていただいております。
遺品整理でトラブルにならない為に
遺品の中には思い出深い物や捨ててはいけない物が数多くあり、よく知らないまま整理を進めてしまうと、トラブルの原因にもなります。
トラブルにならない為には、遺品整理の作業前に何をすれば良いのかを確認することが重要になります。
ここから、遺品整理をする時にトラブルにならない様にする為の確認事項をご紹介いたします。
遺言書を確認する
まずは、遺言書があるかどうか確認するようにしましょう。
故人の意志はどうなのか、故人はどうして欲しいのかを知ることが一番大切です。
正式な書式や手続きを踏んで作られた遺言書は法律に則って、効力を持つ重要な書類になっており、故人の意志を知れる唯一の手段になっています。
ですので、まずは遺言書を確認し、故人の意志を確かめるようにしましょう。
スケジュールを決める
その次に重要なのが、遺品整理をする「スケジュール」を決めることです。
お通夜・告別式などの葬式が済んだ後にも必要な手続きがたくさんあり、四十九日までの間も法要の準備・予約などが重なるため、しばらくは大変忙しくなります。
その為、遺品の整理はどうしても後回しになりがちですが、必ず親族で今後の遺品整理のスケジュールを決めておくようにしましょう。
親族が多い場合はスケジュールを決めることに時間がかかってしまうこともありますが、勝手にスケジュールを組んでしまうと親族間でトラブルになることも考えられますので、慎重に進めるべきです。
遺品整理を行う時期は?
遺品整理はいつまでに行わなければいけないという期限は特にないですが、故人が亡くなってから遺産相続の手続きや保険や年金など、対応する必要がある手続きを終えてから遺品整理をする方が多いようです。
しかし、時間が経っても処分しづらくなってしまうので、死後1週間から四十九日の間に遺品整理を行う方が多いようです。
遺品整理を行う最適なタイミングは「ご自身の気持ちが整理できた時」だとトラクルは考えております。
ご自身で遺品整理を行う場合は、これからご紹介する内容を必ず確認してから、進めるようにしましょう。
遺品整理を自分で行う場合の進め方
遺品整理は専門業者に任せても特に問題はないですが、ご自身で調べられて整理をする方も多くいらっしゃいます。
ご自身で遺品整理を行う場合、業者にお願いしないため、費用が抑えれるメリットがある他、故人との思い出をゆっくり振り返りながら整理することができます。
ここからはご自身で遺品整理を行う時に、トラブルなく、スムーズに進めれるような遺品整理の手順をご紹介していきたいと思います。
遺品整理に必要な物を準備する
まず遺品整理を行う前に、必要な物が何か確認してから行うようにしましょう。
遺品整理に役立つものとして、ダンボール、テープ、荷ひも、軍手、マスク、ゴミ袋、遺品を仕分ける為の箱などがございます。
整理した後に部屋のお掃除を行うので、清掃用の掃除機、雑巾、ほうきなどは多めに用意しておくと良いです。
一人暮らしをされていた故人やパートナーの方がご高齢な場合は、廃棄しなければいけない物が多いので、入念に準備をしてから手伝いに行くようにしてあげるようにしましょう。
遺品を仕分けする
特にトラブルが多いのが、「遺品の処分」です。
遺品の中には貴重品だけでなく、思い出の品も多く存在します。
その為、どの遺品は捨てても良いのか判断が難しく、親族によっては捨てて欲しくない遺品もあったりして、それがトラブルに繋がることがあります。
なるべく親族の方も一緒に遺品の仕分けを行うことで、こういったトラブルも避けることができます。
それが難しい場合は、捨てても良さそうな遺品だけ捨てる箱に仕分けておき、四十九日の法要の際に確認すると良いでしょう。
仕分けは基本的に以下のように分けると、整理しやすくなります。
- 貴重品
- 書類
- 売れるもの
- 捨てるもの
貴重品
遺品としてよくある貴重品は時計などの貴金属、土地の権利書や仕事の書類、通帳や実印などがあります。
これらは遺産相続にも含まれるので、簡単に遺品整理することはできません。
他にも、住宅の保険などの財産に関係する書類も相続に必要なので、必ず処分せずに保管するようにしましょう。
よく遺品として出る、処分してはいけない書類・貴重品は以下の通りです。
- 実印、印鑑
- 現金
- 貴金属
- 預金通帳
- 土地の権利書
- 借用書
- 請求書
- 保険関係の書類
- 年金手帳
財産関係の書類に関して、遺言書やエンディングノートなどで記述があれば、手続きもスムーズに行うことが可能になるので、必ず確認するようにしましょう。
相続には不動産、貯金などの財産から借金・ローンなどの負債も対象となります。
万が一負債があり相続できない金額であれば、相続放棄などの手続きも行う必要があります。
仕事関係の書類
遺品を整理している時には、仕事関係の書類が見つかる場合も多いです。
仕事関係の書類は、本人と会社の方しか分からない場合が多いので、これらの書類は処分しないように仕分けておき、直接属している会社の方にお渡しするようにしましょう。
売れるもの
貴金属や高価なアクセサリーなどは買い取って貰える場合も多いので、一度リサイクルショップや買取業者などに見積もり相談して見るのもいいでしょう。
しかし、使用年数が長いものや故障や汚れがひどいものは、リサイクルショップでも買取ができない可能性が高いので「捨てるもの」に仕分けましょう。
貴金属やアクセサリー以外にも家具・家電なども買取りを行ってもらえる場合がございます。
家電や家具を処分する場合は、処分方法に注意が必要なので、ご注意ください。
こちらの記事では、家電を処分するオススメの方法をご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてください。
【リサイクルは絶対必要?】家電を処分するオススメの方法を紹介!
こちらもトラブルの原因に多いのですが、貴金属など資産価値がある物は相続の対象になります。
必ず、売る前には親族を含め、全員で相談してから判断するようにしましょう。
捨てる物
衣類や靴などは売ることも難しい場合がほとんどなので、捨てても良いと思えば処分するようにしましょう。
しかし、衣類などでも、ブランド品や未使用の物は買い取ってもらえるケースもございますので、一度リサイクルショップなどに相談するようにしましょう。
仕分けする時に処分するか迷ってしまう遺品や処分して後悔してしまうような遺品は、ひとまず処分せずに置いておくことをおすすめします。
また、一人で仕分けを行っていると気持ちが沈んでしまい、どうしても作業が進まなくなってしまうこともあります。そういった時は、一人で行わず、親族と行ったり、遺品整理のプロ業者に依頼することも方法の一つです。
一度手を止めて検討してみてはいかがでしょうか。
遺品整理業者に依頼する場合
ご自身で遺品を整理するのが心情的に難しい場合は、遺品整理サービスを行っている業者にお願いするのも1つの手段ではあります。
お気持ちはよく分かるのですが、どうしても処分できずにずっと保持してしまう場合が多く、特に時間が経てば経つほど処分しづらくなってしまうので、お気持ちに整理がついたが、ご自身で遺品整理するのは難しい方は遺品整理業者にお願いするのをオススメいたします。
近年、特に遺品整理業者にお願いをして代理で処分してもらう方が多くなっているようです。
しかし、思い出が強い遺品を整理してもらう業者は、慎重に選ぶ必要があります。
遺品整理業者に依頼するときは、複数の業者に見積もりを取るようにして、「遺品整理に対する姿勢や考え方」、「遺品整理士の資格を保有しているか」、「明確な料金システムがある」などを比較して選ぶようにするのがオススメです。
どの業者が良いかわからないときは、まずいくつかの業者に見積もりを取りましょう。
担当者の対応や遺品整理の知識を有しているのか、もしくは遺品整理の知識を持ったスタッフが対応してくれるのかどうか、追加費用の有無、発生する場合はどんなときなのかどうかということを聞くようにしましょう。
トラクルでは、認定遺品整理士の資格を所有しているスタッフも在籍しており、心を込めて故人の遺品を整理させていただいております。
遺品整理業者を選ぶ際の注意点
遺品整理業者を選ぶ際の注意点は、しっかり許可を得ている会社かどうか調べることが大事です。
遺品整理業者はたくさんあり、中には悪徳業者も存在します。悪徳業者にお願いしてしまうと、貴金属やアクセサリーなどを安価で買い取られてしまうケースや見積もりしていた金額より遥かに高い金額を請求されるケースも聞いたことがございます。
業者を選ぶときは値段だけを見るのではなく、安心してお願いできるかどうか、遺品整理士の資格を持っているのか、利用した方の口コミはどうかなどを調べてじっくり決めましょう。
トラクルに遺品整理をお任せください!
トラクルは不用品回収だけでなく遺品の整理、お部屋のクリーニングも承っております。
お見積りは完全無料でご対応させていただいておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
品物によっては買取も行う場合もあり、製造年の新しい家電製品やブランド家具、アクセサリーなどは買い取れる可能性が高くなります。
また、トラクルは不用品の回収も同時に行っておりますので、遺品整理を効率よく進めることが出来ます。
エアコンの取り外しやベッドの解体などが、見積もり後に判明した場合は追加料金となる場合があるので、お見積もり時に詳細をお伺いさせていただく場合がございます。ご了承ください。
また、トラクルではピアノやコピー機などの重い物もクレーンで運び出す作業も可能ですので、そう言った遺品がある場合もぜひご相談ください。
まとめ
今回は遺品整理についての基礎知識とトラブルにならない遺品整理の進め方、効率よく遺品整理を進める方法をご紹介しました。
繰り返しではございますが、トラクルでは遺品整理はただ単に「亡くなった方の物を片付け・処分すること」ではなく、故人との生前の思い出を振り返りながら、送り出してあげるための1つの大切な準備だと考えております。
その大切な準備をぜひトラクルにお任せください。
当社スタッフが心を込めて、大事な遺品を整理させていただきます。